アーヤと魔女はつまらない? ネタバレなし!あらすじ、魅力をざっくり紹介!

ジブリ
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はじめに

はじめまして!映画大好きたぁくんです!

今回はジブリ初の3DCG作品「アーヤと魔女」をご紹介します。

本作はジブリ作品では比較的新しい作品ながら、世間での知名度は高くありません。ネットでの評価も高くなく、つまらないと酷評されがちな本作について、感想や魅力を含め、ざっくりお話ししますので、これから見ようと思っている方、そうでない方もご覧いただければ幸いです。

この記事でこんなことがわかります!
・「アーヤと魔女」のあらすじ、見どころ

・「アーヤと魔女」はつまらないのか

作品情報

  • 公開日:2021年8月27日劇場公開
  • 監督 :宮崎吾朗
  • 企画 :宮崎駿
  • 脚本 :丹羽圭子
  • 出演者
    平澤宏々路
    寺島しのぶ
    豊川悦治
    濱田岳
  • 主題歌:シェリナ・ムナフ「あたしの世界征服」

たぁくん的評価&ひとことコメント

・ストーリー構成:★★☆☆☆ 2/5
子ども向け作品寄りで、わかりやすい展開が多いので若干退屈でした。
・演出:★★★☆☆ 3/5
鑑賞者も狭い家に閉じ込められていると感じさせる演出が面白かったです!
・映像:★★★☆☆ 3/5
ジブリ作品で3DCGは新鮮でしたが、違和感は感じました。
・音楽:★★★★☆ 4/5
後述しますが、自分の好みのジャンルの楽曲が多かったです。
・個人的好み:★★★☆☆ 3/5
子ども向けっぽい雰囲気がありますが、程よくジブリらしさを感じられる作品でした。
こんな方におススメの映画です!

・映画慣れしていないお子様

・進化するジブリの表現方法を楽しみたい方

あらすじ

幼少期から孤児として孤児院で過ごしてきた少女アーヤ・ツールは、何事も自分の思い通りになる孤児院での生活に満足していた。ある日、孤児院に魔女のベラ・ヤーガと同居するマンドレークが来て、アーヤを引き取ることに。ベラ・ヤーガとマンドレークの家で魔女としてのベラ・ヤーガの手伝いをさせられる生活が始まるが、アーヤは次第にベラにこき使われる生活に嫌気がさし、黒猫のトーマスとともにベラへの反撃を始める。

登場人物紹介

アーヤ・ツール(CV:平澤宏々路)

本作の主人公。表情豊かな10歳の少女。幼少期から孤児院に住み、生活をしてきた。人の気持ちを巧みに操り、自分の思い通りにさせる賢さを持つ世渡り上手な性格。

ベラ・ヤーガ(CV:寺島しのぶ)

呪文を受注し、生計を立てる青髪の魔女。自己中心的な性格でアーヤを自分の仕事の手伝いとしてこき使うために引き取った。アーヤが気に入らない行動をしているとミミズの罰を食らわせると脅している。

マンドレーク(CV:豊川悦治)

ベラと同居する小説家。いつもは不愛想だが、一度怒ると感情のコントロールができなくなる為、ベラをも気を遣っている。

トーマス(CV:濱田岳)

ベラ・ヤーガの使い魔として家に住む言葉を話すことができる黒猫。ベラが呪文を作るときに必要とされるが、ベラの呪文が気に入らず、いつも逃げている。ミミズが嫌いで臆病な性格。アーヤがベラへの反撃することに協力する。

見どころ、感想

アーヤと魔女はつまらない?

酷評されがちな本作品ですが、その原因はやはり子ども向け作品っぽい雰囲気があるところでしょう。3DCGを用いた表現や、わかりやすすぎるストーリー展開、棒読み気味のサブキャラの声優等、チープ感が漂っていることは否めませんでした。

 

しかし、本作品ならではの魅力も見つけたので、3つのトピックに分けてご紹介します。

 

鑑賞者に閉鎖感を与える演出

ベラの家での演出については個人的には好きでした。ベラとマンドレークの家でのシーンが多くあるのですが、暗い家の中のシーンが続くことにより閉鎖感が生まれ、思い通りに生活できないアーヤの気持ちを鑑賞者にも共有させることができていました。

UKロックを感じる音楽&サイケデリックな色彩演出

舞台が1990年代イギリスということもあり、作中で流れる音楽は、ディープパープルを思わせるキーボードの音が映えるUKロックの雰囲気を感じさせます。個人的にこの年代の音楽は好みなので、UKロックが好きな方は作中の音楽について注目してみると面白いかもしれません。
また、本作の色彩表現も独特で、原色が多用され、前述したUKロックに相まってサイケデリックさも楽しめます。

本作品でのジブリらしさ

ここまで本作の表現技法にスポットを当てて述べてきましたが、もちろんジブリらしさを味わうことができる作品にもなっています。ミステリアスで引き込まれる冒頭の展開、おいしそうな食事の数々などの今までのジブリ作品のエッセンスもしっかり感じられます。

まとめ

今回は「アーヤと魔女」をご紹介しました。

つまらないと評価されがちな本作ですが、今までのジブリ作品の雰囲気を引き継ぎつつ、3DCGを筆頭としたこれまでのジブリ作品にみられなかった挑戦的な技法も用いられており、個人的にはしっかり楽しむことができました。

気になった方はぜひご覧になってみてくださいね。

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