非現実と現実が融合したロードームービー!すずめの戸締まりをネタバレなし!あらすじ・魅力をざっくり紹介!

新海誠
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はじめに

こんにちは!映画大好きたぁくんです!

今回は新海誠監督作品「すずめの戸締まり」を鑑賞したのでご紹介します。

新海誠監督の3年ぶりの長編作品である本作の魅力、個人的な感想をざっくりお話ししますので、これから見ようと思っている方、そうでない方もご覧いただければ幸いです。

この記事でこんなことがわかります!
・すずめの戸締まりのあらすじ、見どころ

作品情報

  • 公開日:2022年11月11日
  • 監督:新海誠
  • 脚本:新海誠
  • 出演者
    原菜乃花
    松村北斗(SixTONES)
    山根あん
    深津絵里
  • 主題歌
    RADWIMPS
    「すずめ feat.十明」
    「カナタハルカ」

たぁくん的評価&ひとことコメント

・ストーリー構成:☆☆☆☆★ 4/5
ストーリー序盤に出てくる謎が少しずつ明かされていく話の進み方だったので最後まで飽きずに鑑賞することができました。
・演出:☆☆☆★★ 3/5
新海誠監督作品らしさを感じられる演出はありましたが、新鮮さはあまり感じることができませんでした。
・映像:☆☆☆☆☆ 5/5
色彩の豊かさ、作画の美しさなど流石の映像美でした。
・音楽:☆☆☆★★ 3/5
映画全体の音楽としては悪くはなかったです。懐メロを使用していましたが、若干ベタすぎる選曲だった印象です。
・個人的好み:☆☆☆★★ 3/5
映像美には圧倒されたものの、大衆受けを狙いすぎている感が否めず、個人的にはツボに刺さりませんでした。
こんな方におススメの映画です!
・新海誠監督作品の映像美に触れたい方
・自然や旅行が好きな方

あらすじ

宮崎県の田舎町で叔母と暮らす17歳の女子高校生、岩戸鈴芽はある夏の登校中に青年、宗像草太とすれ違う。鈴芽は宗像に「扉を探している、この辺りの廃墟を知らないか」と聞かれたので付近の廃れた温泉街を教えた。鈴芽はその場では宗像と別れたものの、宗像のことが気になり鈴芽自身も廃墟に向かうことに…。

登場人物紹介

岩戸 鈴芽(CV:原菜乃花)
本作の主人公。宮崎県の田舎町で暮らす17歳の女子高校生。幼少期に母親を亡くし、叔母と暮らしている。辛い過去とは裏腹に明るく、困っている人をほっとけない性格。道ですれ違った宗像に惹かれる。
宗像 草太(CV:松村北斗)
家業である「閉じ師」(廃墟に突如現れ災いをもたらす扉(後ろ戸)を閉じること)として日本各地の扉を閉める為に旅をしている青年。逆境や困難に負けず自分を犠牲にして立ち向かう性格。若いながらも「閉じ師」の仕事に対して使命感を持ち活動している。鈴芽、ダイジンとの遭遇により、鈴芽の持ち物の椅子に姿を変えられてしまう。
ダイジン(CV:山根あん)

言葉を話すことができる白い猫。草太を敵とみなし、椅子の姿になる呪いをかけた。鈴芽と草太の行く先々で現れ、各地の後ろ戸へと導いていく。

岩戸環(CV:深津絵里)
鈴芽の叔母。母親を亡くした鈴芽を引き取り、宮崎県で一緒に暮らしている。鈴芽に対して過保護な一面があり、言うことを聞かない鈴芽に対して苛立ちを感じている。

見どころ・感想

実際に発生した災害を題材にしたストーリー

新海誠監督はこれまで「君の名は。」では彗星、「天気の子」では天候が起こす災害をテーマにして作品制作を行ってきましたが、本作では東日本大震災をテーマとして扱っています。実際に発生した災害を扱うことで非現実的な設定の本作の現実性、リアルさが増しストーリーの重みを生み出しています。このような現実世界とのリンクも本作の魅力の一つではないでしょうか。

新海誠監督作品ならではの圧倒的な映像美

本作の魅力はなんといっても映像美。新海誠監督作品ならではの色彩豊かで壮大かつ幻想的な映像が鑑賞者を圧倒させます。大画面での鑑賞がおススメですよ!

現代邦画では珍しいロードムービー

本作は、映画の中で登場人物が様々な土地をめぐり、出来事が展開していく「ロードムービー」というジャンルの映画です。ロードムービーの良さは旅先での出会い、困難を通して成長していく登場人物の姿を見ながら、一緒に旅をしているかのような体験ができるところです。本作でも土地土地での出会いやドライブ等、ロードムービーの良さを前面に出しています。近年の邦画ではなかなか珍しい形態の映画なので、ぜひ登場人物と旅をする体験にも注目するとおもしろいですよ!

まとめ

今回は、「すずめの戸締まり」をご紹介しました。

非現実的な設定、演出と東日本大震災という現実に起こった災害を取り扱ったストーリーの融合がこの作品の唯一性を生み出しているようにも感じました。

気になった方はぜひご覧になってみてくださいね。

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