内容はシンプルだけど、大人になって見るとより染みる!猫の恩返しをネタバレなし!あらすじ・魅力をざっくり紹介!

ジブリ
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はじめに

こんにちは!映画大好きたぁくんです!

今回はスタジオジブリ作品「猫の恩返し」を鑑賞したのでご紹介します。


→ジブリ公式サイト

続編を制作しない傾向にあるスタジオジブリでは珍しい、ある作品のスピンオフ作品である本作の魅力、個人的な感想をざっくりお話ししますので、これから見ようと思っている方、そうでない方もご覧いただければ幸いです。

作品説明

  • 公開日:2002年7月20日公開
  • 監督:森田宏幸
  • 原作:柊あおい「バロン 猫の男爵」
  • 企画:宮崎駿
  • 脚本:吉田玲子
  • 音楽:野見祐二
  • 出演者
    池脇千鶴
    袴田吉彦
    渡辺哲
    山田孝之
  • 主題歌
    つじあやの
    「風になる」

たぁくん的評価

  • ストーリー構成:★★★☆☆ 3/5
  • 演出:★★★☆☆ 3/5
  • 映像:★★★★☆ 3/5
  • 音楽:★★★★☆ 4/5
  • 個人的好み:★★★☆☆ 3/5

あらすじ

主人公の女子高生、吉岡ハルは放課後、何かを口にくわえた黒猫がトラックに轢かれそうになるのを見かけ、咄嗟に一緒に帰っていたラクロス部の友人ひろみが持っていたラクロスのスティックを使って黒猫を助ける。助けられた黒猫は日本語でハルにお礼を言い歩き去った。
その夜中、ハルの家に猫王と猫の国の使者がやってきて助けた黒猫が猫の国の王子であったことが明かされ、王子を助けたお礼として目録が渡された。
次の日から、ハルとその身の回りでおかしなことが起こるようになり、しまいには猫の国の使いに、国の妃にするため迎えに行くと一方的に言われてしまう。困ったハルだったが、突然どこからか商店街に行くようにと声が聞こえてきたのであった。

登場人物紹介

吉岡 ハル(CV:池脇千鶴)
本作の主人公である女子高生。寝坊をするなど、少し抜けているが、優しく純粋な性格で猫の言葉を理解することができる。同級生の男子に片想いをしている。
バロン/フンベルト・フォン・ジッキンゲン(CV:袴田吉彦)
「猫の事務所」の所長。タキシード姿にステッキを持った二足歩行で歩く猫の人形。どんな時も冷静で紳士的な性格。事務所に助けを求めて訪ねてきたハルのサポートをすることになる。
ムタ(CV:渡辺哲)
バロンの仲間の太った猫。短気で喧嘩っ早い性格。口が悪いが、根はいいやつで仲間思いな一面もある。商店街でハルに見つけられ、「猫の事務所」へ案内をする。
ルーン(CV:山田孝之)
猫の国の王子。車に轢かれそうになったところをハルに助けられる。助けれらたことに対して丁寧にお礼を言うなど、誠実な性格。

作品の魅力・個人的感想

わかりやすいストーリー展開と気軽に見やすい内容

深いメッセージが込められていたり、作品によっては難解な内容のスタジオジブリ作品ですが、本作は上映時間が75分と比較的短く、ストーリーのテンポも良く内容自体も分かりやすい為、子どもでも見やすい作品になっています。

シンプルながら繊細な人物描写

前述したように作品として内容は簡単ではあるのですが、主人公のハルのしたいことや生きる目的が宙ぶらりんで分かりにくいです。ただ、この「何をしたいのか」がわかりにくい状態が、思春期特有の心情を良く表現できて、大人が見ると思春期の気持ちを思い出し心に染みる部分もあるのではないのでしょうか。わかりやすくも繊細に、少しずつ成長していくハルの姿に注目して見てみると、より本作を楽しめると思いますよ!

「耳をすませば」のスピンオフ作品としての魅力

冒頭で少し触れましたが、本作は「耳をすませば」の主人公、月島雫が作中で書き上げた物語という位置づけのスピンオフ作品です。雫が作中で描いていた作品がどのような内容だったのかという観点で見てみるとまた違った見方ができる作品になると思いました。また、登場人物の名前等、本作と「耳をすませば」でリンクしている部分もあるので、このリンクしている部分を探して見てみるのも面白いかもしれないですね。

まとめ

今回は、「猫の恩返し」をご紹介しました。

わかりやすく、気軽に見れる作品でしたが、視点を変えて何回も見たくなるような映画でもあると感じました。

個人的には主題歌が流れる瞬間が、さわやかながらも切ない気分になれるので好きです!

気になった方はぜひご覧になってみてくださいね。

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