はじめに
こんにちは!映画大好きたぁくんです!
今回はスタジオジブリ作品の実写化映画「耳をすませば」を鑑賞したのでご紹介します。
スタジオジブリの不朽の名作で「耳をすませば」の実写化ということもあり、賛否が大きく別れる作品になりました。そんな本作の魅力、個人的な感想、アニメ作品との違い、さらに酷評されている理由もざっくりお話ししますので、これから見ようと思っている方、そうでない方もご覧いただければ幸いです。
作品説明
- 公開日:2022年10月14日公開
- 監督:平川雄一郎
- 脚本:平川雄一朗
- 原作:柊あおい「耳をすませば」
- 音楽:高見優
- 出演者
清野菜名
松坂桃李
山田裕貴
内田理央 - 主題歌
杏
「翼をください」
たぁくん的評価
- ストーリー構成:★★☆☆☆ 2/5
- 演出:★★★☆☆ 3/5
- 映像:★★★☆☆ 3/5
- 音楽:★★★☆☆ 3/5
- 個人的好み:★★★☆☆ 3/5
あらすじ
舞台はアニメ作品の10年後にあたる1998年。プロのチェリストになるためイタリアでの修行を決心した天沢に自分も物語を書き続けると誓い、編集者として働く傍ら、物語を書き続ける主人公の月島雫だったが、落選続きでなかなか努力が実らなかった。そんな中、実家に帰省をし、荷物を整理していると10年前の「あの頃」を思い出すのであった…。
登場人物紹介
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会
月島の恋人。読書が好きで完璧主義な性格。中学卒業後、プロのチェリストを夢見て月島を日本に残しイタリアに旅立つ。自分が納得のいく音楽を追い求める一方で、早く一人前になりたいという焦りからか自分の音楽を見失いそうになっていた。
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会
作品の魅力・個人的感想
現実の壁にぶつかる夢を追う登場人物たち
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会
雫は小説家、聖司はチェリストと作中ではこの二人は夢を追っている立場にあり、また本作のテーマの一つとして、「夢を追うということと、現実との向き合い方」ということがあります。
夢を追うすべての人がぶつかる「このまま夢を追い続けていて良いのか。」という問いに雫と聖司はどのような答えを見出すのかというところに注目して鑑賞していただくとおもしろいですよ!
アニメ作品との差別化
本作はスタジオジブリのアニメ作品の「耳をすませば」の実写化ということですが、アニメ作品をそのまま実写化したというわけではなく、アニメ作品の10年後を舞台にし、雫たちがどのような人生を歩んでいるのかというイフストーリーの形をとった作品になっています。
また、アニメ作品と設定も異なっている部分もあります。例えば、アニメ作品ではヴァイオリン職人を志していた天沢は、本作ではチェリストを夢見ています。このようなアニメ作品との違いを設けることで本作とアニメ作品を差別化し、本作をアニメ作品「耳をすませば」の続編ではなく、一本の作品として確立させようとしている制作側の意図が見えたように思いました。
アニメ作品ファンからは酷評多め!その理由とは…。
本作は名作の実写化ということもあり、多くの注目を集め、一部のファンからは酷評の嵐でした。
酷評の理由としては、
- アニメ作品自体に強い思い出を持っているファンが多い。
- 実写化への拒否反応。
というようなことが挙げられるでしょう。
列挙した点について少しだけお話しますね。
アニメ作品自体に強い思い出を持っているファンが多い
アニメ作品はそもそもファンの多いジブリ作品かつ、純粋なラブストーリーということもあり、アニメ作品に対しての思い出や強い思い入れがあるファンは数多くいます。そのような作品の実写化ということもあり、アニメ作品での設定を改変したことはファンからするとあまり良い気はしないことかもしれませんね。
実写化への拒否反応
そもそもどんな作品でであっても、実写化されるということ自体に対して拒否反応を示す人もいるでしょう。それが名が知れたアニメ作品が題材ということになると余計にそのヘイトはどうしても大きなものになってしまいますよね。
まとめ
今回は、実写版「耳をすませば」をご紹介しました。
名作アニメ作品の実写化ということであまり良い評価をされない本作ですが、アニメ作品を知らない人が見ると、そこまで悪くなかったという意見も見られました。なので、本作をアニメ作品の実写化映画ではなく、1本の独立した作品として鑑賞すると、意外とおもしろく見られるかもしれません。
気になった方はぜひご覧になってみてくださいね。
コメント
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